★夢の中の男★
★薬
「まだ薬は効いてるみたいだけど、起こすか」
「その前に薬は後どのくらいで効き目がなくなるんだ?」
「30分かな…」
「じゃぁ〜早くこれからの事を話そう」
「あぁ、そうだな」
「誰が先に香を抱くんだよ!」
「やはり年上の俺じゃないか?」
「女を抱くのに年上も年下も関係ねーだろ」
すると神崎龍の携帯にメールが届いた。
「ったく誰だよ(怒)」
神崎龍はメールを読んだ…、急に慌てだした。
「マジかよ!ダチがケンカに巻き込まれたから行ってくる。香はまだ大丈夫だろ〜戻って来るからな!」
そう言って神崎龍は部屋から出て行った。残された栗須は香を強引に起こして…
「香、大丈夫か?」
栗須の声で香は起きた。
「えっと…ココは何処?」
「俺の家」
「な、な、な、何で!私は確か下駄箱に居て…」
「薬はまだ効いてるみたいだな」
「薬って何!」
香の心の声【何だか体が動かない】
「香、時間がないからゴメン」