★夢の中の男★
★部屋で…
「香、何で俺様がモテるかわかるか?」
「知らないし興味ない(怒)」
香は神崎龍に怒っていた…
「何を怒ってるんだよ!」
「だってさぁ~無理やり抱くし…私の気持ちも無視だし」
「別にお前が俺様に気持ちなくてもいいよ」
「何で?馬鹿じゃないの」
香は呆れていた…
「それでも香を好きだからだよ」
「ふぅ~ん」
神崎龍の心の声 【まただよ!香は俺に興味がまったくない…】
「もう家に帰りたい」
「なぁ~この屋敷を見ても何も感じないのか?」
「あぁ~お金持ちなのね~両親が」
神崎龍の心の声 【普通の女の感覚と違うんだよな香は…。なんて言うかもっと、
「キャー素敵お金持ちなんだね♪」とか
「カッコイイしお金持ちっていいね~彼女にして」とか
の反応なのに…香は両親がって…初めてそんな事言われたよ。】
「あぁーそうだな」
「今日は泊まれよ!学園には車で行こう」
「もう…帰る」
「今日はもう抱かないから」
「…」
香の心の声 【帰りたい…】
「まだ時間あるから寝よう」
香は首を横に振った…
「そうかよ」
神崎龍は違う部屋に行ってしまった。暫くすると香の携帯にメールが届いた…
「香、今何処に居るんだ?心配だよ」
栗須からのメールだった…香は嬉しくて「カチカチ」って携帯で打ってると…
「何してるんだよ」
神崎龍に携帯を取られてしまった…
「返してよ!」
香はジャンプしながら携帯を取ろうとしたけどダメだった。そして神崎龍はメールの内容を見て怒ってしまった。
「香は俺の女って自覚ある?」
「…だって栗須先生は急に居なくなったから心配してるんだよ!」
「俺がメールするから香はするな!」
神崎龍は栗須にメールをした。
内容は…「神崎だけど香は俺の女だからもう構うな!
守れねーなら無理やり香を抱いた事
を学園長に言うからな!証拠はあるから」
そして栗須から返事が来た。「わかった」
たった一言だった。