★夢の中の男★

★純也の訪問


純也が母に言った…

「おばさん、俺用事があるから帰ります」

「そうなの?残念だわ…今は何処に住んでるの?」

「近いから後で用事をすませてから家に遊びに行きます」

「待ってるからね」

「はい、じゃな香、後で行くからさっきの話をしようぜ(笑)」


そう言って純也は車から降りて走って行った…

「最初から純也クンは用事があったのかもね!香」

「えっ!そうだね…」

「どうしたの?もっと純也クンと話したかったの?」

「大丈夫よ!後で来るって言ってたじゃない」

「何も知らないくせに」

「何か言った?」

香の心の声 【後で遊びに来るって…危険を感じるなぁ…、そうだ!二人にならなければいいんだよ】


香は不安で母と話もしないで家に着いた。車から降りた香はすぐ自分の部屋に入った…


「もう、何で純也が遊びに来るのよ!お母さんのバカ」


暫くするとチャイムが鳴った「ピィンポ〜ン」母が急いでお出迎えをした。

「早かったわね純也クン」

「はい、早く香に会いたくて」

「香は自分の部屋にいるから、どうぞ」

「はい、お邪魔します」


純也は階段をゆっくり上って香の部屋をノックした「コンコン」香は母だと思い部屋の鍵を

「ガチャ」っと回して扉を開けてビックリ何とそこには純也がいた…

「どうしているの?」


純也は勝手に香の部屋に入って鍵を「ガチャ」っとかけた…

「何で鍵をかけるのよ」


純也はニヤニヤしながら答えた…


「それは…」

「何?」

「今からわかるよ♪」

香は純也の意味がわからないままだった。ただ純也の様子が変なのは感じた…
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