★夢の中の男★
★カミングアウト
香は1時間以上も放置されていたので…
「もう、帰るわ!では…」
「待って!香、大事な話があるんだよ」
「大事な話?だからkiss友になるって言ったでしょ!」
「うん、そうだけど…」
「まだ何かあるんですか?」
「うん、今日から…イヤ、今この瞬間から香は僕の女になるんだよ!」
「急にどうして?嫌よ!それだけは嫌」
香は首を横に振った…ルイがまたテレビを付けて…
「見て?香ココ」
そこに映っていたのは香が「何でも従うから」って言ってる場面だった…
「まさか!」
春風ルイは笑顔で答えた…
「うん、そうだよ」
「そ、そ、それは…え〜と…」
「ダ〜メ!ご希望通り何でも従って貰おうかなぁ(笑)」
春風ルイはだんだん香に近付き抱きしめて耳元で言った…
「香は僕の女だよ!絶対に逃がさない」
香は悲鳴をあげた…
「キャー!助けて」
「無駄だよ!証拠がある限り香には僕の彼女になってもらうから」
「私には好きな人がいるから無理なのよ」
「あぁ〜でも大丈夫だよ!香が僕を好きじゃなくても、僕がそれ以上に香を愛するから」
「何で私なのよ!他に沢山、女の人が居るじゃない」
春風ルイは香に告げた…
「香の事は純也に聞いたんだよ!」
「純也に?何を?」
「香のkissは不思議な感じがするって…だから、試したら僕の長年探していた女を見つけ出せたんだよ」
「はぁ?」
「もう、バレてると思うからさぁ〜」
「何を?」
「kiss依存症の事だよ!」
「あぁ〜やっぱりそうなのね…ってそれと私とどう関係があるのよ!」
「香とkissをすると満たされるんだよ!今までとは違う…」
「満たされる?」
「そうだよ!だから香は僕からは、もう逃げられないんだよ(笑)」
「勝手に決め付けないでよ!」
そこへ、レイが香に言った…
「頼む、ルイを救ってくれ」
レイが香に頭を下げたのでビックリしていた…
「救うってさぁ〜彼女は嫌だよ〜」
春風ルイが純也の事を話した…
「彼女になって貰わないと困るんだよ!香わかって欲しい」
その時、香は…