★夢の中の男★
すると、純也が口を開いて言った…
「さっきまで春風ルイと居ただろう?」
香はビックリして目をパチクリさせていた…
「な、な、何で知ってるの?」
「さっき窓から見てたから…」
「そうだよね~純也の家ってお向かいだもんね…」
純也はまた黙ってしまったので、香は春風ルイとkissした事を純也に知られてしまった事に気が付いた…
「あのね~純也?私ね…」
すると純也は香を押し倒して強引にkissをしてきた。香は純也が可哀想で抵抗が出来なかったので好きなようにさせた…
「何で抵抗しないんだよ!」
純也は香が抵抗しないのが気になったので聞いてみたけど、香の答えは聞きたくなかった。香が答えようとしたから唇で押さえた。暫く純也とのkissが続き、ようやく解放された香は純也にルイとの事を話したが…
「嫌だ!嫌だ!嫌だ!」
純也は何回も叫んだので香は何回も謝った。でも純也は聞こうともしない状態だった…香はどうしたらいいか分からないでいた…
「本当にゴメンね」
「何でそんな事になったんだよ!」
「私が何でも従うって言ったから…」
「香は何でそんな事言ったんだよー」
香は薬の事が言えないので黙ってしまった…
「なぁ~香?どうしても春風ルイがもう彼氏なのか?」
「そうみたい…」
「ちくしょう!」
「俺が春風ルイに香の事を言ったのが間違いだったよ!」
純也は春風ルイに香の事を話したことを後悔していた…
「俺は何て馬鹿なんだ」
「だから、純也ゴメンね!もう会えないから…たぶん今も副会長がどっかで見てると思うから…」
「関係ねーだろ!俺達は幼馴染なんだよ」
「そうだけど…ルイを怒らせたら…」
香はあのビデオが学園中に放送されることを恐れていたので、純也とは会わない方がいいと思っていた…
「俺は認めねーよ!絶対に香を俺の女にしてみせるから」
そう言って純也は帰って行った…
「本当にゴメンね純也…」
香の心の声 【これから私はどうなるんだろう…】