★夢の中の男★
「どうるんだルイ?」
「まだ早い気もするが…自覚が無いからなぁ…」
「じゃぁ~今日にするか?」
「そうだな…」
香には何の会話なのか分からなかった…
「何の事?」
二人は香を無視して話しを進めていたので、その会話をじっくり聞いてみたら…
「早く僕だけの女にしたいからな」
「そうだなぁ」
「レイその時はカメラは止めろよな!」
「もちろん、俺もこの部屋からは出る」
「ありがとうなレイ」
香は後悔しながら震えていた。じっくり聞く内容ではなかった…
「嫌!嫌!嫌!」
香は危険を感じて逃げようとしたけど腰が抜けてしまい二人に気付かれて押さえつけられてしまった…
「大丈夫?」
「え~と…教室に行かないとって事でまた後で」
レイが香に言った…
「さっきの話を聞いたんだろう?」
「…」
春風ルイは笑顔で香に言った…
「逃がさないよ」
香はどうしていいか分からなかったので、とにかく謝った…
「ごめんなさい」
「何で謝るの?」
「怒ってるから私はルイに抱かれるんだよね?」
「う~ん…それも、そうだけど…1回僕に抱かれれば自覚するでしょ?」
「自覚って?」
「僕の彼女って事を」
「もう、大丈夫だよ!バッチリ自覚あるよ」
「そう?」
「うん、だから…その~」
「じゃぁ~今スグ抱けるね~」
「な、な、な、何でそうなるのよー」
笑顔で春風ルイは言った…
「純也と二人で香の部屋に居たから許せないだけ」
「あれは…ルイの事を話してたんだよ!」
「あの時、何で僕に言わなかったの?」
「それは…」
「もう遅いよ!」
そう言って春風ルイは香を抱きあげてベットの方に連れて行った。レイは部屋を出て行ったから香にはこの後、何をされるか分かったから…香は泣いてしまった。