★夢の中の男★
★優しさ
「香?ゴメンな?」
「何で?優しいの?」
レイは微笑んだので、それを香は不思議そうに見ていた…
「あれ?」
「どうした?」
「さっきとは違うよ?」
「俺はずーっとルイの事を優先してきたんだ。でも…今回ルイは香に真剣だから気持ちを押し殺してまでも、ルイに協力をした」
「意味が分からない」
「だからな!俺は本気で香が好きなんだ」
「えぇー」
「ルイに香が抱かれてるって思うと苦しかった」
「さっき好きな女が居ないって…」
「あぁ~ルイの前でこんな事が言えるか」
「確かに…」
「純也には香は渡したくない、もちろんルイにもだ」
突然の事で香も混乱していて、何て言って良いか分からなかった…
「香?」
「何?」
「kissしていい?」
「えっ!」
「俺はもう我慢が出来ない」
そう言ってレイは香を抱きしめてkissを何回もした…
「今まではルイとkissしてる所を黙って見てたけど、もう香は俺の女だからな」
「どうしてそうなるの~」
「もう俺は自分に素直になるんだ」
レイは嬉しそうに香を抱きしめながら耳元で話してたので、香はそれを黙って聞いていた…
「レイって本当は優しいのね」
「香にだけだ」
レイが優しいから香は何だか嬉しかった…