★夢の中の男★
★転入生
教室に入って来たのは神崎 龍だった。クラスの女は騒いで大変だった。
「カッコイイー背も高いね~」
神崎 龍がカッコイイので女達はビックリしていた…
でも、本当の意味でビックリしたのは香だった。
「…」
すると神崎 龍は香に手を振った…
「お~い」
香は愛想笑いをした。神埼 龍の顔は何かを企んでいる顔だった。香は怖くなったので、目を合わせないようにしていた。それを気に入らない神崎 龍は…
「香?どうした元気ないな~大丈夫?」
ワザと話しかけてきた…
「…うん、大丈夫」
担任は…
「そうか!前の学園が同じだったな」
すると神崎 龍は…
「はい、香さんとは凄く仲が良いんですよ~」
香は神崎 龍が変な事を言わないかドキドキしていた…
香の心の声 【止めてよ!あれは言わないでよ~】
すると神崎 龍は皆に言った…
「あぁ~先に言っておくけど、俺、彼女いるからココに」
すると、クラス中が大騒ぎになった。一人の女が神崎 龍に聞いた…
「ココに居るって誰?まさか…」
「そう、香だよ」
香は唖然としていた…
香の心の声 【言っちゃったよ!この男…】
神崎 龍は上機嫌だった…
「だから、俺に告白しても意味ねーよ」
香は神崎 龍に言った…
「初日で何言ってるのアンタ!ケンカ売ってどうするのよ」
香はため息をついた…神崎 龍は香に…
「だって俺様はモテるからな(笑)でも、俺様には香だけしかいらねーよ!」
「だから…」
「いいだろう!会いたくてココまで来たんだよ」
神崎 龍と香の会話を黙ってクラス全員が聞いていた…