★夢の中の男★
★交換条件
神崎 龍に秘密をバレたと知らない香とChrisは…
「今日は一人で帰れるか?」
「うん」
「でも、神崎 龍の事が心配だよなぁ…」
「大丈夫だよ」
「…気をつけろよ神崎 龍には」
「うん」
そう言って香とChrisはお互い別々に戻った…。香がクラスに戻ると様子が変だった…
「ねぇ~どうしたの?」
すると、神崎 龍が…
「香?ちょっといいか?」
「今は無理よ」
「ココで話したらお前がヤバいと思うぜ」
神崎 龍は笑いながら香に言った。仕方なく香は神崎 龍の後をついて行った…
「なぁ~お前とChrisって従妹なんだって?」
「何で知ってるの?」
「認めてるんじゃねーよ!それ嘘だろ」
香は黙っていた。すると神崎 龍は香に…
「皆にバレたらどうする?香達は嘘付きってレッテル貼られるな!」
「…言わないで」
「Chrisは教師の立場がヤバいな(笑)俺には関係ねーけど」
「何を企んでるの?」
「話しが早くて嬉しいぜ」
「で、何!」
神崎 龍はまた無茶苦茶な事を言い出した…
「Chrisと話すな、メールするな、目を合わすな、係り合うな!俺が言いたい事はコレだ」
「無理だ!私はChrisが好きだから」
「いいのかChrisの事バラしても」
香は大好きなChrisを守りたかったから神崎 龍に従った…
そんな約束を交わされた事を知らないChrisは、どうやってこれから香と付き合っていくかを考えていた…