大っ嫌い!でも大好き


悠斗がこっちに居る時から仲がいい2人と私は学校が同じ


最近の近況報告みたいな感じて盛り上がった





「ちょっとトイレ…」




私が席を外してる間にこんな会話がされていようとは思わなかった…





「悠斗〜七海の事早くなんとかしないと誰かにもって行かれるぞ!」



「そうそう…七海って学校で人気あるのよ!本人自覚なしだけどね…
結構告られてるよ…みんな断ってるけどさぁ…」




「さっさとくっ付け!!
俺はてっきりお前が越す時くっ付くと思ってたのによ…」



「本当よねぇ七海って鈍感だから…悠斗も苦労するわね…」









「じゃまたね!…」



「悠斗!送り狼になんなよぉ!!」




なんて言って2人は手を振って帰って行った





悠斗は送らなくても狼ですよぉ!!!



「さっ帰ろ!」


私の目の前に差し出される悠斗の手…




…意味わかんない!!



「あれぇ手繋ぐの嫌?」



キョトンとする私を優しい顔で覗き込む



こんな顔されると嫌って言えなくなる…



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