大っ嫌い!でも大好き
大っ嫌い…でも大好き
悠斗が出て来たらどうしよう…
なんて考えながら玄関前でグズグスしていると
「七海?」
後ろから悠斗の声がした
振り向くと友達らしき男のコと小柄な可愛い女のコが一緒に居た
「…お母さんがコレ頂きものだけどって…」
「あぁ中入れば母さん居るし」
「ぅん…でも…」
「コイツら高校の友達なんだ…突然来たから駅まで迎えに行ってた」
あー学校の…
「このコが七海ちゃんて言うの?」
突然友達の男のコが口を開いた
「これじゃ悠斗が休みの度にこっちに居る訳だよ…
七海ちゃんスゲェ可愛いもんな!」
??…いったいなんの事でしょう??
「うるせぇ…早く入れっ」
ぶっきらぼうな言い方をしてみんなを中に招いた
「ほらっ七海も」
悠斗が私に声をかけた時だった
一緒に居た女のコが私をキッと睨んだのがわかった…
…?…このコ…
…悠斗が好き…