大っ嫌い!でも大好き



「…悠斗?友達は?」



「…ん…七海がいい…」





キスをしようと近付けた悠斗の唇を寸前で私は手で塞いだ…





「…助けてくれてありがとう…」




そう言って悠斗の口を塞いでいた手で頬を包み私から唇を重ねた…






何でこんな行動を自分からしたのかわからない…



唇を離すと悠斗が



「…七海…あんまり可愛い事すんな…止められなくなる…」




キラキラと潤む優しい悠斗の瞳に見つめられどうかしちゃったのかな…

自分でも信じられない言葉が出た…






「…いいよ…止めなくても…悠斗なら…いいよ…」







「七海……だよ…」




もう何も考えられなくて悠斗の言葉は聞こえなかった


…私は自分から悠斗を受け入れた…

…私どうしちゃったんだろ…






朝目が覚めると悠斗の姿はなかった






ぁは…当たり前か
友達泊まってるし…






昨夜…何で自分からあんな事言っちゃったんだろ…






…はぁぁ…




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