大っ嫌い!でも大好き


「…」



「はぁぁ〜っとに面倒くせぇな!!」



悠斗の言った言葉でビクッとした

抱きしめてられたまま顔を上げると呆れた顔で私を見下ろして居た




「七海って鈍感!俺が気まぐれに抱いてると思ってたの?…
わざわざ休みたんび帰って来てまで」




面倒くさ気にでもどこか優し気に…




悠斗の一言一言が胸に響いた





「七海は俺のものだろ!




そう言って抱きしめた…



「七海は俺の事好き?」



悠斗がまた聞いてきた…




…もう…ギブ…





顔を上げず黙って頷いた…





「…離れて居ても七海が俺の事だけしか考えらんない様にしたかったんだ…」







「だって悠斗…私の事好きって言った事ないもん…」


「ばーか言っただろ…お前を抱いた時…」




???顔を上げた?


「聞いてなかったの?」




はぁぁとため息を付き





「二度と言わねぇぞ…
俺は七海が好き…」





そう言い終わると唇を重ねた…





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