恋はミラクル 『雪だるまと花屋のおじさんの小さな恋』

カラオケ

時は流れ焼肉を食べ終わって、このまま帰るかどうか話し合った結果、カラオケに行く事になったが彼女の先輩が夕方幼稚園に子供を迎えに行ってから行く事になったので先輩が戻ってくるまで二人きりでファミレスでお喋りすることに・・・
俺はいつものようにジョークを飛ばし笑わせた。話題創りに必死だった。
彼女のクリクリとしたネコの様な目を少し細め山のようにさせたい思い。
また口紅が付いていない、薄紅色の唇を少しでも横に拡げたかった。
二人きりになるのは嫌な雪だるまは仕方なく自分の意思を枉げることになった。
二人で居る時間はあっという間に過ぎた。
その後雪だるまと彼女の先輩とプラス子供2人と俺でカラオケに行った。

雪だるまの歌が聞きたかったが人前で歌うのが嫌ならしい?
若いのに不思議だ。
俺が歌った曲は『贈る言葉』でした。
何故歌ったのかというと彼女が人を信じられないと言うのでこの歌の詩で信じられないと思うより信じて馬鹿を見るほうがよくないですか?と言うような詩があるので歌った。
今は去り行く雪だるまに贈る言葉として歌の最後にあるように俺ほど雪だるまを愛した人はいないと伝えたい。
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