恋はミラクル 『雪だるまと花屋のおじさんの小さな恋』
忘れられない日がやってきた。

1月16日の事だ。

前の日車デートをした。

車内でいつもの口づけし段々、エスカレートしていった。

とうとう現実の大人として言ってはいけない発言を言ってしまった。

自分さえも止められない。

『雪だるまが欲しい』と俺は震えながら呟いた。

しばらく沈黙の後・・・

彼女は柔らかい微笑をして、

『明日ね。』と雪だるまがつぶやいた。

あっさりした一言に驚いた。

このあっさりが後に別れの切り札に?



二人は時を走り抜けるように次の夜・・・ホテルに行った。

おじさんの心はとても複雑だった。

毎回言うが、今まで生きてきてすべてが始めてだ・・・

彼女の素肌の魅力また若さそして、笑顔は勿論素敵だ。 

その反面自分がいろんな意味での罪の意識でいっぱい。

とても心の奥では苦しかった。

しかしやはり今になって言い訳かもしれないが恋は強い。

とうとう恋心が俺は俺の理性と道徳心の壁を壊した。
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