恋はミラクル 『雪だるまと花屋のおじさんの小さな恋』
時はゆっくり進み・・・

いつもの激しい口づけをした。

いろんな角度から・・・

徐々に雪だるまを愛撫した。

雪を溶かすように。

耳・・・

首筋・・・

そして、俺は彼女のブラジャーの後ろのフックに手を伸ばし片手で何とか外した。

雪だるまの胸を恐る恐る見た。

形を見て何となくかわいいと思った。

左胸の中心に近い所にホクロ印象に残っている。

彼女の体全てが柔らかく白銀の様に美しく輝いている。



今はもう違う人が見ているのだろう?

愛撫しながら、罪という落ち葉がどんどん俺の心に降り積もる。

だが、あっという間に恋心という掃除機がしとる。

次に胸を手で包み、愛撫しお腹に・・・

下の方へ前進!

俺は彼女の下着を震える手を押さえながらも脱がした。

余り愛撫もせず、雪だるまの上に乗った。

そして『いい?』と聞いた。

彼女は真顔で

『いいよ。』と小声で答えた。

そして二人ともお互いの目を見つめた。

どれ位見つめただろう?

しばらくして、俺は美しい地球が見える素敵な瞳を見詰めながら・・・

二人はひとつに成った。

もう一度云う ひとつに成れた。

最高に嬉しかった。

馬鹿なおじさんは雪だるまに溺れて死んでもいいと思えた。
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