恋はミラクル 『雪だるまと花屋のおじさんの小さな恋』
第十五章 ご来店と二回目の別れ
次の年の初夏。
少しずつ坂道を下りつつ・・・
そして、ぎくしゃく転がりながら時は過ぎていく。
雪だるまが6月の下旬に職場の友人2人となんと突然来店した。
驚いた!
よかったパートの女の子と俺の2人だけで営業していたから・・・
雪だるまは園内を回り、店の休憩所のデーブルで2人の友人とお喋りしていた。
久しぶりに見ることが出来た。
最近雪だるまに逢えなかった俺は改めて彼女の陽だまりの様な笑顔が素敵と想えた。
その後ご来店日記にコメントを残していった。
二人の彼女の友人は俺を励ます文書3、4行書いてくれたが、雪だるまは
『頑張れよ』
と一言だけでした。
今、店にご来店日記が置いてある・・・
時間に隙間が出来ると開いてしまう。
細い線で書かれたこの一言を見てしまう。
言葉のとおり力が湧いてくると同時に切なさも沸いてきて複雑だ。
雨の日に開くと夕暮れのオレンジ色の太陽のような気持ちになる。
少しずつ坂道を下りつつ・・・
そして、ぎくしゃく転がりながら時は過ぎていく。
雪だるまが6月の下旬に職場の友人2人となんと突然来店した。
驚いた!
よかったパートの女の子と俺の2人だけで営業していたから・・・
雪だるまは園内を回り、店の休憩所のデーブルで2人の友人とお喋りしていた。
久しぶりに見ることが出来た。
最近雪だるまに逢えなかった俺は改めて彼女の陽だまりの様な笑顔が素敵と想えた。
その後ご来店日記にコメントを残していった。
二人の彼女の友人は俺を励ます文書3、4行書いてくれたが、雪だるまは
『頑張れよ』
と一言だけでした。
今、店にご来店日記が置いてある・・・
時間に隙間が出来ると開いてしまう。
細い線で書かれたこの一言を見てしまう。
言葉のとおり力が湧いてくると同時に切なさも沸いてきて複雑だ。
雨の日に開くと夕暮れのオレンジ色の太陽のような気持ちになる。