Amy
その後、帰りが遅いパパを待たずに、私は亜里沙と二人で夕食を食べた。私の大好きなロールキャベツだけど、うまく包めなかったみたいで、見た目はぐちゃぐちゃ。

私は黙って口に運んだ。ママの味と、全然ちがう…そんな些細なことで、私は涙目になる。

私も亜里沙も黙って、静かに食事をした。





食べ終わると、亜里沙は優しい声でゆっくりと言った。

「美羽ちゃん、保護者会のプリントって、あたしにくれたっけ?」

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