Amy
「せっかく直したメイクが取れちゃうよお。やっぱり、こんなんじゃ母親は無理だよ」
「ごめんね。ほんっとダメで」
「ダメじゃないよ。…このままでいいよ。私、これから、亜里沙さんって呼ぶから」
「えっ…」
「世界中どこにも居ない、私にとって唯一の存在・亜里沙さんだよ。無理してママになること、ないよ」
それから二人で駅前まで歩いた。私は、亜里沙が私に買っておいてくれたミニ丈のピンクのコートを着た。
こうして歩くと、亜里沙は顔が小さくて脚が細くて、とっても可愛い。並んで歩いてるのが、ちょっと誇らしい気もする。
「ごめんね。ほんっとダメで」
「ダメじゃないよ。…このままでいいよ。私、これから、亜里沙さんって呼ぶから」
「えっ…」
「世界中どこにも居ない、私にとって唯一の存在・亜里沙さんだよ。無理してママになること、ないよ」
それから二人で駅前まで歩いた。私は、亜里沙が私に買っておいてくれたミニ丈のピンクのコートを着た。
こうして歩くと、亜里沙は顔が小さくて脚が細くて、とっても可愛い。並んで歩いてるのが、ちょっと誇らしい気もする。