記憶を持つ者
目を開くと、
「ぇえーーー!?」
一緒に寝ていた2匹はいなくて。
「ここ、どこ――!!!???」
またもや寝た時とは違うベッドにいた。
相変わらず、窓の外には魔界の景色が広がっていたので、まだ魔界なのだと推測できた。が、
「目覚めたか。ユイ。」
「魔王…ここは何?」
「私の城だ。」
「はい?」
「あの2匹は、預かる事にした。危険な存在だ。」
「ぇえーーー!?」
一緒に寝ていた2匹はいなくて。
「ここ、どこ――!!!???」
またもや寝た時とは違うベッドにいた。
相変わらず、窓の外には魔界の景色が広がっていたので、まだ魔界なのだと推測できた。が、
「目覚めたか。ユイ。」
「魔王…ここは何?」
「私の城だ。」
「はい?」
「あの2匹は、預かる事にした。危険な存在だ。」