ボーダーライン〜キャバ嬢×ボーイ〜【完】
それでもね、こうして笑い合う些細な時間は幸せで。
テレビを見ている時に、後ろからギュッと抱き締めてくれる時も、やっぱりこの人好きだな〜って思うの。
デートらしいデートなんて1度もしたことはないけれど…
一緒にいられるだけで、アタシはユッキーを好きだと実感する。
人を好きになるのが、こんなにも優しい気持ちにしてくれるなんて知らなかった。
いつまでも、いつまでも…この人の隣にいたいと思ったんだ。