ボーダーライン〜キャバ嬢×ボーイ〜【完】


30代半ばの、普通のサラリーマン。

最初から、下ネタばかりで、はっきり言ってつまらない。



でも、仕事だ…。

そう割り切って、受け流していた時。



「美優さん、少々お借りします」

さっきのボーイがアタシを呼びに来た。



「ちょっと、失礼します。」

そう言って席を立った。



「どう?」


「うーん。ちょっとキモい…」


「だよね…。まぁ、適当にあしらって、ダメならトイレ行ってきます!!とか言って、抜けてきて良いから。」


「はい。」



そしてアタシは、違う卓に1度付いて、また、あのサラリーマンの元に戻された。



酔いが回ったのか、さらに下ネタがヒートアップしていて。

それが逆に可哀想で、面白かった。




< 13 / 127 >

この作品をシェア

pagetop