ボーダーライン〜キャバ嬢×ボーイ〜【完】
30代半ばの、普通のサラリーマン。
最初から、下ネタばかりで、はっきり言ってつまらない。
でも、仕事だ…。
そう割り切って、受け流していた時。
「美優さん、少々お借りします」
さっきのボーイがアタシを呼びに来た。
「ちょっと、失礼します。」
そう言って席を立った。
「どう?」
「うーん。ちょっとキモい…」
「だよね…。まぁ、適当にあしらって、ダメならトイレ行ってきます!!とか言って、抜けてきて良いから。」
「はい。」
そしてアタシは、違う卓に1度付いて、また、あのサラリーマンの元に戻された。
酔いが回ったのか、さらに下ネタがヒートアップしていて。
それが逆に可哀想で、面白かった。