ボーダーライン〜キャバ嬢×ボーイ〜【完】
高校生の夏休み。
アタシはまだ実家にいた。
アタシの実家と、アサミの家は結構離れていて、暑さのせいもあり、アタシはあまり外には出なかった。
夏休みが明けると…
「経験人数8人、増えたぁ!!」
すでに、アタシよりも遥かに経験人数が多かったアサミ。
100人斬りするんだ!!
と、意気込んでいた時期もあったくらい。
「んで、イケそうなの?」
「まぁ、ヤルしかないっしょ!!幸い、酒の力も借りれますから!!」
「まぁ、頑張りなよ。バレたら罰金だよ。」
「店長だから、大丈夫っしょ?」
「うーん。幹部にバレなきゃ平気っぽいよね。」
「美優は?どうなん?最近。」
「アタシ?別に。」
「つまんねぇーなぁ。ユッキーとかお似合いじゃん。」