ボーダーライン〜キャバ嬢×ボーイ〜【完】


「美優は偉いよね。ちゃんとしてるから、病気になったり、デキたりしないもんねー」


「まぁね。」




アサミには言っていないけど。

病気になったことはある。

言ったって、信じてもらえるわけがないと、勝手に思い込み、アタシの中のどこかに閉まってある…


ギャル狩り

そんな言葉がニュースで出回っていた最中だった。




アタシは学校が休みの日、渋谷でアサミと待ち合わせをし、109をプラプラしていた。

欲しいものが見当たらず、すぐ近くのカラオケに入り、1時間。

アサミは彼氏と会うことになり、解散をした。




そのすぐ後に…アタシは知らない男に声をかけられた。

いかにも、そっち系の。




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