ボーダーライン〜キャバ嬢×ボーイ〜【完】


すぐに、ホストまがいな兄ちゃんに声をかけられる。


マキの話を聞いていたうちらは、おいしい話にしか食い付かない。




時給2000円!!

却下。

朝5時まで営業!!

却下。




確かに、営業時間が長ければ、その分稼げる。

でも、怠いのは嫌だ。




そんな時、1人のギャル男風の男が声をかけてきた。




「キャバやんないっすか?」


「条件は?」


「うーん。君たちなら時給4500円くらいは出ると思うよ。」


「営業時間は?」


「19時〜1時。まぁ、だいたいフルで出て6時間くらいかな。」


「美優、詳しく話聞く?」


「うん。」


「じゃあ、喫茶店入ろうか。」




今までの中では、一番条件が良かった。

とりあえず、詳しい話を聞いてみる。



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