ボーダーライン〜キャバ嬢×ボーイ〜【完】
「あーっ!!イラつく!!」
「まぁ、まぁ…」
「もうっ!!今日は帰らねぇ…」
「いーよ、わかった、家に泊まっていいからさ。」
「うん。」
あれから店を移動したうちら。
その店でも、かなり飲まされ、それでもニコニコと笑い、頭を下げ続けたユッキーは、ついにプッツン…
「年に1回なんだし、みんなはユッキーをお祝いしてくれたんだし。」
「だからって!!酔っ払って美優にあんなベタベタする必要ねぇし!!」
主役以外にも酔っ払った人間はたくさんいて。
アタシがキャバ嬢だと、みんな知っていたので、かなり馴々しくしてきていた。
客・ボーイ・幹部を問わずに、みんな。
それが、ユッキー的には許せなかったらしい。