ボーダーライン〜キャバ嬢×ボーイ〜【完】
電車を乗り継ぎ、アサミの家に行く。
「いらっしゃい。美優ちゃん。」
可愛らしいアサミのおばあちゃんが出迎えてくれる。
アサミの家はちょっと複雑。
両親は離婚していて、母親の両親の家に世話になっているらしい。
医者のおじいちゃん。
学生のころは、いつもおじいちゃんからお小遣いを大量にもらっていたアサミ。
学生を卒業してから、それが後ろめたくなったと言う。
「おじゃまー。
ってか、まだ化粧してんの??」
「そりゃ〜ね。
元が良い美優には分からないの!!アタシの気持ちは!!」
「はいはい。」
何を言ってるんだか…。
アサミは可愛い。
アタシと系統は違うけど、よく男にモテる。