工場裏の宇宙ネコ
「これは…すごいや
 羽を横に開く角度と、前後に倒す角度で前後にも移動出来るよ」

ボクは大分自由に動けるようになってきた。

『いいなぁ・・
 わたしもやってみたいの』

ココロが羨ましそうにボクを見ていた

「ココロちゃんは多分なんだけど、
 何も使わなくても出来るんじゃないかな?」

『そうなの!?
 詳しいの!
 宇宙ネコよりも宇宙ネコに詳しいの』

ココロは耳をぴょこんと動かして言った。
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