工場裏の宇宙ネコ
「じゃぁチョコはダメだなぁ
エンジェルとかは?」
「いいんじゃない?
ローズとかリリーとかコスモスとか花の名前も悪くないかもね」
「花か~
それもいいなぁ」
「メイル、ライトニング、ムーン、スターとかも綺麗な感じがしない?」
「いいねぇイメージもピッタリな気がする
うーん…悩むなァ~」
『びーだまは?
きれいだよ?』
「ビー玉は綺麗だけど、ちょっとイメージが違うんだよなァ
コロコロしてるし」
『あぅ…ココロはコロコロなのに…』
ココロはガックリした。
「明日多数決でも取ってみようかな
エレガントやチョコレートも含めてね
わたしに一番似合うのはどれ?って」
旅館ねじの前に到着すると、ボク達の乗ったガンス・・じゃなかった「白い汽車」にはさっそく近所から見物人が集まった。
子供達は「すげぇ~」とか「乗っていい?」と言い、大人達は良くも悪くも好き勝手な事を言っていた。
当のグレサトは
「壊さないでね」
と、だけ言って旅館ねじに入って行った。
「あの赤い人
あんた達の知り合いかい?」
恰幅のいい男性がボク達に声をかけてきた。
「え、えぇ・・
ボク達は別件で来た外部の人間ですが
あの人は大学の研究員で
この汽車は今開発中の試作機だそうです」
詳しい事を聞かれても分からないので、ボクは外部の人間と言うのを強調した。
「へぇ~
こんな汽車なら欲しいなぁ」
「まだ未完成だそうですよ
えっと、自動なんとか装置がまだだとかで・・
博士はもっと良い物にするって言ってました
あ、他に椅子が2列になってて
たくさん人が乗れる汽車もありましたよ」
「ほぉ~
じゃぁ、今度大学に問い合わせてみようかなぁ」
「そうですね、詳しい事が聞けると思いますよ」
『してみるといいの』
博士の宣伝は一応成功そうだけど、グレサト自身は宣伝しようって気は全くなさそうだ。
まだ人だかりはあったけど、ボク達も隙を見て旅館ねじに入って行った。
あの汽車、何て名前になるのかな?
ボクの中では既に「ガンス号」と既に命名されているのだけどな。
エンジェルとかは?」
「いいんじゃない?
ローズとかリリーとかコスモスとか花の名前も悪くないかもね」
「花か~
それもいいなぁ」
「メイル、ライトニング、ムーン、スターとかも綺麗な感じがしない?」
「いいねぇイメージもピッタリな気がする
うーん…悩むなァ~」
『びーだまは?
きれいだよ?』
「ビー玉は綺麗だけど、ちょっとイメージが違うんだよなァ
コロコロしてるし」
『あぅ…ココロはコロコロなのに…』
ココロはガックリした。
「明日多数決でも取ってみようかな
エレガントやチョコレートも含めてね
わたしに一番似合うのはどれ?って」
旅館ねじの前に到着すると、ボク達の乗ったガンス・・じゃなかった「白い汽車」にはさっそく近所から見物人が集まった。
子供達は「すげぇ~」とか「乗っていい?」と言い、大人達は良くも悪くも好き勝手な事を言っていた。
当のグレサトは
「壊さないでね」
と、だけ言って旅館ねじに入って行った。
「あの赤い人
あんた達の知り合いかい?」
恰幅のいい男性がボク達に声をかけてきた。
「え、えぇ・・
ボク達は別件で来た外部の人間ですが
あの人は大学の研究員で
この汽車は今開発中の試作機だそうです」
詳しい事を聞かれても分からないので、ボクは外部の人間と言うのを強調した。
「へぇ~
こんな汽車なら欲しいなぁ」
「まだ未完成だそうですよ
えっと、自動なんとか装置がまだだとかで・・
博士はもっと良い物にするって言ってました
あ、他に椅子が2列になってて
たくさん人が乗れる汽車もありましたよ」
「ほぉ~
じゃぁ、今度大学に問い合わせてみようかなぁ」
「そうですね、詳しい事が聞けると思いますよ」
『してみるといいの』
博士の宣伝は一応成功そうだけど、グレサト自身は宣伝しようって気は全くなさそうだ。
まだ人だかりはあったけど、ボク達も隙を見て旅館ねじに入って行った。
あの汽車、何て名前になるのかな?
ボクの中では既に「ガンス号」と既に命名されているのだけどな。