工場裏の宇宙ネコ
外は少し日が落ちてきて空はいい色に染まっていた。
『らんらんらん らんらんらん♪』
ココロは機嫌よさそうにステップを刻みながらいつもの様に歌っていた。
古物屋の前を通った時、私はその入り口に見たことのない形をした、青く美しい六弦が立てかけてあるのを見つけた。
私はその不思議な六弦を手に取り奏でた。
少し先に行ってしまったココロはその音色に気が付き振り返った。
『あッ!』
ココロは声を上げると走って近寄ってきた。
「どうだい?
わりとうまいもんだろう」
『らんらんらん らんらんらん♪』
ココロは機嫌よさそうにステップを刻みながらいつもの様に歌っていた。
古物屋の前を通った時、私はその入り口に見たことのない形をした、青く美しい六弦が立てかけてあるのを見つけた。
私はその不思議な六弦を手に取り奏でた。
少し先に行ってしまったココロはその音色に気が付き振り返った。
『あッ!』
ココロは声を上げると走って近寄ってきた。
「どうだい?
わりとうまいもんだろう」