工場裏の宇宙ネコ
「そんな事してココロは平気ですか?」

「大丈夫ですよ
 エネルギーの元はココロさんのものではなくて周りにあるエネルギーですから
 後、余ったエネルギーはそこの入れ物に貯めておけますので
 ずっとエネルギーを作り続けなくても大丈夫です」

ネルビー助手の指を指した先に不思議な形をしたガラス瓶があった。
本当に本当なのだろうか、難しい話はわからないので私は半信半疑だった。

「ココロさん?」

『なんですの?』

「この船の外にある空気を掴むイメージを思ってもらえますか?」

『おそとの空気をつかむの?』

ココロは手を広げて空気を掴むイメージを思い描いていた。
するとココロから青白い光の玉が発せられた、きれいな蛍の様な光だ。
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