絶対的服従


福田さんがいるってわかってるのに……。



「早く帰るぞ」



「もう終電ないのでここに泊まります。それにもうちょっと残ってるし…」



再度パソコンに向かう。



「それは明日でいい。送ってくから準備しろ」



「へっ?」



予想だにしなかった言葉に動きが止まる。



「早くしろ!俺だって眠いんだよ!」
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