絶対的服従


ベッドとテレビ。


そして大きな窓。



壁の一部はクローゼットになっていた。



ここに一緒に入ってるのかな?



「…何してんの?」



クローゼットに手を掛けようとした所に須崎さんが入ってきた。



まだ髪の濡れている須崎さんの姿にドキッとしてしまう。



「えっと、毛布とか…」


「何で?ソファーで寝ようとか思ってんの?」



えっ。


違うの?
< 197 / 283 >

この作品をシェア

pagetop