先生大好き
次の日昼休みに図書室に向かっている雪はドアを開けて入ろうとすると美嘉と先生が話しているのを見た 「拓海君何で私じゃダメなの私の方があの子よりずっと好きだったのに私拓海君の為なら何だってするよわからないの」 「美嘉何度言えばわかるんだお前のお父さんと俺の親父は同一人物だってお前と俺は兄妹なんだよお前はただの妹としか思えないわかってくれよ美嘉俺だってただの幼馴染みじゃない以上しょせんお前とは兄妹以外の何者でもないんだ。お前がわかってることだ。俺の気持ちは雪以外に向かないし」 「やだ私何言われても諦めないからね雪が好きなのも分かってたけど昔からずっと可愛がってくれたのにひどいよ拓海君」 『(兄妹ってどういうことよ)』