先生大好き
雪の父は仕事が忙しい病院の院長で実は先生の入院先の先生だったりする大和(ヤマト)先生とは顔見知りで実は主治医でもある 「まさか自分の担当患者が娘と付き合ってて結婚とは前代未聞だよ。まあよろしく頼むよ拓海君。早くよくなってくれ。私も君がよくなって雪の喜ぶ顔も見たいからな拓海君も早く治して孫の顔を見せてくれ」 「高橋先生これからもよろしくお願いします。俺絶対完治します。雪を必ず幸せにします。だから明日には式を挙げる予定で進めたいと思ってるんですがダメですか」 「ああ構わない。一応医師も何人か連絡済みだし学校関係者も呼ばないつもりだ。私はそれでいいよ。君のご両親もそれでいいならね」 『話中に悪いんだけど先生とお父さんってなにどういうわけか顔見知りな気がするんだよね』 「辰幸(タツユキ)とお父さんは小さい頃からの幼なじみでね。拓海君のことを任されてるんだ。今彼は弁護士だ。だから私は彼の担当なんだよ」 「俺の今の親父だよ。今日母さんとここに来るっていってるんだ。だから仲良しなんだ。夕方には来るからここで待っててくれって」