TOKYO.HUNT.DOWN!!
ファーストフード店『ウェンディーズ』ここがチームウェンディーズの溜り場。ただ単にモブがウェンディーズのハンバーガーが大好きとゆう理由でそのままチーム名になった。不思議と誰も文句は言わなかったらしい。

二階の窓側の四卓席に、黒の皮ジャンと黒のサングラスをいつもかけているメンバーの『バラキ』がタバコを吸っている。

その席の右手の突き当たりにトイレがあり、お客共同のお手洗いがある。
そこには人目を気にせず入念に化粧をする唯一の女性メンバー『キャンディ』がマスカラを塗っている。

『へ…へ…へっぶしゅ!』
物凄い勢いの女性らしからぬクシャミで右目に塗っていたマスカラが下にズレて目の下から口元まで涙を流した様な線が付いた。

『てめぇ俺達の島で何調子こいてんだ?』

『随分と偉そうな物言いだなコラ?』

『だーかーらー。俺達の島で俺にそんな口聞いていいと思ってんのかって?』

『ハッハッハッ…!何が俺達の島だ。たった四人しかいねぇ弱小チームに…』

ドガッ!!

ウェンディーズ1喧嘩っ早い『アギー』の拳が相手の顔面に炸裂した。
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