天使のいいなり
●隣の席
「みんなー、肉焼き始めるぞー!!」
その一言で、鉄板の周りにみんなが集まり、バーベキューがスタートした。
ふいに、つぐみの言葉を思い出した。
“夏目センパイ、押し倒されてたかもしれないよ。”
確認のためじゃないけど、夏目センパイと遥香先輩の姿を探す。
夏目センパイいた。
センパイの両サイドは、アッキーと他の男の先輩だった。
遥香先輩は、夏目センパイのほぼ対角線上の遠く。
離れている2人を見て、ほっとしてしまう私…。
「あたし達も、早く行こう。」
私とつぐみも鉄板の周りに行く。
アッキーを見てのあの瑞己の怪しい笑顔。念のためにも、瑞己が変なコトをしないよう、瑞己の隣をキープする。
隣をキープでき、ほっとしたのも束の間。
瑞己の動作が不自然な気がする。
よく見ると、取り皿に唐辛子やタバスコなんか入れてる…。
でもその取り皿って、瑞己のじゃなくってアッキーの取り皿ような気が…。
そんなアッキーは、肉を焼くのに夢中で気づいていないし。
その一言で、鉄板の周りにみんなが集まり、バーベキューがスタートした。
ふいに、つぐみの言葉を思い出した。
“夏目センパイ、押し倒されてたかもしれないよ。”
確認のためじゃないけど、夏目センパイと遥香先輩の姿を探す。
夏目センパイいた。
センパイの両サイドは、アッキーと他の男の先輩だった。
遥香先輩は、夏目センパイのほぼ対角線上の遠く。
離れている2人を見て、ほっとしてしまう私…。
「あたし達も、早く行こう。」
私とつぐみも鉄板の周りに行く。
アッキーを見てのあの瑞己の怪しい笑顔。念のためにも、瑞己が変なコトをしないよう、瑞己の隣をキープする。
隣をキープでき、ほっとしたのも束の間。
瑞己の動作が不自然な気がする。
よく見ると、取り皿に唐辛子やタバスコなんか入れてる…。
でもその取り皿って、瑞己のじゃなくってアッキーの取り皿ような気が…。
そんなアッキーは、肉を焼くのに夢中で気づいていないし。