天使のいいなり
“珠ちゃん”とは、須藤珠美のコト。
私の1コ下で、同じ男子バレー部のマネージャー。
今年が高3の受験生で、私の通ってる大学が第一志望。
そんな珠ちゃんから、電話がきた。
「里緒ちゃん先輩、大学案内してもらえませんか?」
珠ちゃんのお願いに、私はもちろんオッケーした。
久しぶりに、珠ちゃんにも会いたかったから。
そんなワケで、私は大学へ向かっているのです。
隣に、余計なモノがくっついて…。
大学の前には珠ちゃんの他に、数人の男の子がいた。
みんな見覚えのある、懐かしい顔ぶれ。男子バレー部のコたちだった。
「珠ちゃん、久しぶりー。みんなも元気だった?」
「きゃー、里緒ちゃん先輩~。元気ですよー!!でも、夏期講習でテンションがた落ちですぅ~。」
「あはは、珠ちゃんってば相変わらずだねぇ。夏期講習嫌かもしれないけど、今が頑張りどきだよ。」
「そうなんすよ。里緒先輩からも、珠に言ってやってくださいよ。」
私の1コ下で、同じ男子バレー部のマネージャー。
今年が高3の受験生で、私の通ってる大学が第一志望。
そんな珠ちゃんから、電話がきた。
「里緒ちゃん先輩、大学案内してもらえませんか?」
珠ちゃんのお願いに、私はもちろんオッケーした。
久しぶりに、珠ちゃんにも会いたかったから。
そんなワケで、私は大学へ向かっているのです。
隣に、余計なモノがくっついて…。
大学の前には珠ちゃんの他に、数人の男の子がいた。
みんな見覚えのある、懐かしい顔ぶれ。男子バレー部のコたちだった。
「珠ちゃん、久しぶりー。みんなも元気だった?」
「きゃー、里緒ちゃん先輩~。元気ですよー!!でも、夏期講習でテンションがた落ちですぅ~。」
「あはは、珠ちゃんってば相変わらずだねぇ。夏期講習嫌かもしれないけど、今が頑張りどきだよ。」
「そうなんすよ。里緒先輩からも、珠に言ってやってくださいよ。」