天使のいいなり
そうだった。


歩道橋から落ちそうになったトコロを助けてくれたんだっけ…。

この変態男。


走りながら、思い出した。


「はぁ、はぁ…。」


苦しい。
全力疾走なんて、久々にした。
走りながら、後ろを振り向く。


「げっ、まだ追っかけてきてるよ。」

一体なんなのよ。
新手のストーカー?




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