天使のいいなり
当然、その日の授業なんか上の空。
どの授業も先生に注意され、みんなに笑われた。
お昼休みになってもそれは変らなく、ぼーっとしているトコロに、光莉ちゃんが現れ声をかけられた。
「里緒先輩、さっき悠斗先輩に会って、伝言頼まれたんです。」
「ゆっ、悠斗先輩から!?」
だめだぁ、私…。
“悠斗先輩”って言葉に反応しすぎだよ。
光莉ちゃんから言われただけで、心拍数上がっちゃったよぉ。
「授業が終わったら、図書室に来てほしいって。必ず伝えてくれって、念押されちゃいましたよ。間違えないで行って下さいね。それじゃ。」
ペコっと頭を下げて、光莉ちゃんは1年生の教室がある校舎へ行った。
どの授業も先生に注意され、みんなに笑われた。
お昼休みになってもそれは変らなく、ぼーっとしているトコロに、光莉ちゃんが現れ声をかけられた。
「里緒先輩、さっき悠斗先輩に会って、伝言頼まれたんです。」
「ゆっ、悠斗先輩から!?」
だめだぁ、私…。
“悠斗先輩”って言葉に反応しすぎだよ。
光莉ちゃんから言われただけで、心拍数上がっちゃったよぉ。
「授業が終わったら、図書室に来てほしいって。必ず伝えてくれって、念押されちゃいましたよ。間違えないで行って下さいね。それじゃ。」
ペコっと頭を下げて、光莉ちゃんは1年生の教室がある校舎へ行った。