天使のいいなり
「ちょっと、永瀬ってばしつこい。その話はもういいじゃん!」
私を挟んで、真由先輩が悠斗先輩に話しかける。
「臼井のおっちょこちょいは、最後まで直んなかったな。いくらなんでも、コレはないだろ。里緒、ジャージん中で溺れてるみたいだぞ。」
「だから、わざとじゃないもん。」
「里緒からも、なんか言ってやれよ。」
真由先輩と悠斗先輩のこの掛け合い。
部活中何度も見たっけ。
なんか、いいんだよね。ポンポンと言い合えて。
でもその分、少し妬けちゃう…。
真由先輩いわく、『恋愛感情がお互いないから成立するのよ。』とは言うけど。
やっぱり、こう仲良いのは羨ましいな。
1年の差は、エベレストよりも高いよ…。
「私、このジャージ大好き。大きいから、なんか守られてるみたいで。」
「んもー、里緒ちゃんってばかわいいっ!ほーら永瀬、あたしの勝ちね。」
真由先輩が、ぎゅーっと私を抱きしめる。
私を挟んで、真由先輩が悠斗先輩に話しかける。
「臼井のおっちょこちょいは、最後まで直んなかったな。いくらなんでも、コレはないだろ。里緒、ジャージん中で溺れてるみたいだぞ。」
「だから、わざとじゃないもん。」
「里緒からも、なんか言ってやれよ。」
真由先輩と悠斗先輩のこの掛け合い。
部活中何度も見たっけ。
なんか、いいんだよね。ポンポンと言い合えて。
でもその分、少し妬けちゃう…。
真由先輩いわく、『恋愛感情がお互いないから成立するのよ。』とは言うけど。
やっぱり、こう仲良いのは羨ましいな。
1年の差は、エベレストよりも高いよ…。
「私、このジャージ大好き。大きいから、なんか守られてるみたいで。」
「んもー、里緒ちゃんってばかわいいっ!ほーら永瀬、あたしの勝ちね。」
真由先輩が、ぎゅーっと私を抱きしめる。