天使のいいなり
●幸せ者
光莉ちゃんとの出来事から、数日が経った。
時間は確実に過ぎているのに、私の心はあの日のまま、前に進めていない。
珠ちゃんからメールがきたけど、どう返信していいか分からなくてそのまんま…。
いつもなら、おやすみ3秒!くらい寝つきが良いのに、ここ最近は眠れない日が続いた。
すっごいブス顔。
このクマ、メイクで隠せるかな…。
モヤモヤした気持ちのまま、私はバイト先へ向かった。
紗英ちゃんの紹介で始めたバイト。
大学の近くにあるカフェ“メリーゴーランド”のホールスタッフ。
大学の近くとはいっても、正門とは間逆の裏通りのオフィス街にあるから、大学の子たちはあまり来ないかも。
だけど周りには、カワイイ雑貨屋さんとか花屋さんとかもある。小さな公園もあって、緑が多い。
結構穴場的な感じ。
いつもだと、カフェの制服に着替えると、気持ちが切り替わる。
パリッと糊付けされた白いシャツ、黒いエプロンを身につけると、自然と背筋が伸びる。
時間は確実に過ぎているのに、私の心はあの日のまま、前に進めていない。
珠ちゃんからメールがきたけど、どう返信していいか分からなくてそのまんま…。
いつもなら、おやすみ3秒!くらい寝つきが良いのに、ここ最近は眠れない日が続いた。
すっごいブス顔。
このクマ、メイクで隠せるかな…。
モヤモヤした気持ちのまま、私はバイト先へ向かった。
紗英ちゃんの紹介で始めたバイト。
大学の近くにあるカフェ“メリーゴーランド”のホールスタッフ。
大学の近くとはいっても、正門とは間逆の裏通りのオフィス街にあるから、大学の子たちはあまり来ないかも。
だけど周りには、カワイイ雑貨屋さんとか花屋さんとかもある。小さな公園もあって、緑が多い。
結構穴場的な感じ。
いつもだと、カフェの制服に着替えると、気持ちが切り替わる。
パリッと糊付けされた白いシャツ、黒いエプロンを身につけると、自然と背筋が伸びる。