天使のいいなり
「………敬語で、センパイって呼んだら返事しない。」
すねてるセンパイ、初めて見た。
むちゃくちゃカワイイ…。
センパイって、いっつも落ち着いてて、穏やかな人で。
ちょっと悪くいうと、リアクションが薄いってゆーか。
センパイもこんな子どもっぽい顔するんだぁ。
今日1日で、新発見がいっぱいだよぉ。
これから、どんな新発見が待っているんだろう。
「りょっ、遼…くん?」
「ぎこちないなぁ。」
「…遼くん。」
「もう1回言って。」
大輪の菊の花が夜空に咲く。
深呼吸をして、もう1度大好きな人の名前を呼ぶ。
「遼くん。20歳の誕生日、おめでとう。」
来年も、再来年も…。
ずっと、ずっと遼くんと過ごしたい。
すねてるセンパイ、初めて見た。
むちゃくちゃカワイイ…。
センパイって、いっつも落ち着いてて、穏やかな人で。
ちょっと悪くいうと、リアクションが薄いってゆーか。
センパイもこんな子どもっぽい顔するんだぁ。
今日1日で、新発見がいっぱいだよぉ。
これから、どんな新発見が待っているんだろう。
「りょっ、遼…くん?」
「ぎこちないなぁ。」
「…遼くん。」
「もう1回言って。」
大輪の菊の花が夜空に咲く。
深呼吸をして、もう1度大好きな人の名前を呼ぶ。
「遼くん。20歳の誕生日、おめでとう。」
来年も、再来年も…。
ずっと、ずっと遼くんと過ごしたい。