天使のいいなり
「二人は今日どうするの?どこか出かけるの?」
お母さんがゴハンを運びながら聞いてきた。
「大学行く。レポートの資料集めしなきゃいけないんだ。」
「俺も一緒に行くんです。里緒ちゃん大学に行く用事があるから、ついでに案内してくれるって。ねっ♪」
ねっ♪って、そんな話初耳なんだけど。
コイツ変態男の次は、詐欺師?
よくもまぁ、こんなにポンポンと嘘がつけるんだろう。
呆れるってゆーか、むしろ感心?
ぽけーっとしている私に、瑞己が軽く足をつついてくる。
目がこう言っている。
話合わせろよ。
「う、うん。昨日のお詫びも兼ねてね。ちょっとだったけど、大学に行ってみて面白そうだったから、もっと見たいんだって。」
とっさにしては、上手くつけた嘘。
なんか、どんどん嘘が増えていく気がする…。
お母さんがゴハンを運びながら聞いてきた。
「大学行く。レポートの資料集めしなきゃいけないんだ。」
「俺も一緒に行くんです。里緒ちゃん大学に行く用事があるから、ついでに案内してくれるって。ねっ♪」
ねっ♪って、そんな話初耳なんだけど。
コイツ変態男の次は、詐欺師?
よくもまぁ、こんなにポンポンと嘘がつけるんだろう。
呆れるってゆーか、むしろ感心?
ぽけーっとしている私に、瑞己が軽く足をつついてくる。
目がこう言っている。
話合わせろよ。
「う、うん。昨日のお詫びも兼ねてね。ちょっとだったけど、大学に行ってみて面白そうだったから、もっと見たいんだって。」
とっさにしては、上手くつけた嘘。
なんか、どんどん嘘が増えていく気がする…。