天使のいいなり
センパイともっと仲良くなりたいなぁって。


はじめは、見かけただけで胸がドキンってなって、会えただけで嬉しかった。

大学に行っては、センパイに会えそうな場所を通ってみたり。

挨拶できた日は、良いコトありそう♪って、1日ウキウキしてたっけ。


『好き』って気持ちが、どんどん大きくなってく。



恋って、欲張り・・・。





「センパイ、どうしてココに?」


うわぁ、声がうわずっちゃうよ。

センパイに変だって思われなかったかな?



「好きなんだ、この場所。レポートまとめてたんだけど、ちょっと休憩。」



そう言うと、センパイはペットボトルを見せた。





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