天使のいいなり
瑞己…、アンタは一体なにをしたいの?


ほぼ一方的な瑞己の喋り。
絶対、夏目センパイひいてるよ…。



「あ、俺でよければいいけど。でも、俺も1人っ子だから、うまくできるかわかんないけど…。」


え―――!?
あっさり了承??
センパイ、もっと警戒したほうがいいよ。
すっごく怪しいじゃん、瑞己って。

でも、そんな優しいセンパイ。
大好きです。



そんな夏目センパイの言葉に、喜ぶ瑞己。

勝手にセンパイの右手をとって、ブンブンと握手してるし。


ちょっと――――!!
変なコトしないでよ!!!!

私だって、そんなに強くセンパイの手触ったことないのにぃ…。
離してよー。
私もセンパイと握手したいよぅ…。


今物すごく、瑞己が羨ましい…。





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