天使のいいなり
ドキドキしながら助手席へ行こうとした瞬間。
「じゃあ、今日は夏目くんの助手というコトで。じゃんじゃん言ってよね。」
するりと、かつ自然に助手席へ乗り込んだ瑞己。
えぇ!!??
なんで瑞己が助手席?
おかしくない?
この場合、メンバーからみて助手席に乗るのって私じゃないの!?
動けない私に、助手席の窓を開けさらりと一言。
「里緒ちゃんも早く乗りなよ。置いてくよ。」
アンタが言うなぁ!!
悔し涙をこらえ、しぶしぶ後部座席に乗る。
センパイと瑞己は、仲良くお喋り。
「夏目くん、お茶飲む?」とか、「あとどれ位で着く?」なんて言って。
まるで彼氏彼女のような会話。
後部座席から見るセンパイと瑞己の後ろ姿。
なんか、見えない巨大でぶ厚い壁がある…。
こんなに近くにいるのに、すっごく遠くに感じる。
私も、センパイの運転している横顔が見たいよ!!
「じゃあ、今日は夏目くんの助手というコトで。じゃんじゃん言ってよね。」
するりと、かつ自然に助手席へ乗り込んだ瑞己。
えぇ!!??
なんで瑞己が助手席?
おかしくない?
この場合、メンバーからみて助手席に乗るのって私じゃないの!?
動けない私に、助手席の窓を開けさらりと一言。
「里緒ちゃんも早く乗りなよ。置いてくよ。」
アンタが言うなぁ!!
悔し涙をこらえ、しぶしぶ後部座席に乗る。
センパイと瑞己は、仲良くお喋り。
「夏目くん、お茶飲む?」とか、「あとどれ位で着く?」なんて言って。
まるで彼氏彼女のような会話。
後部座席から見るセンパイと瑞己の後ろ姿。
なんか、見えない巨大でぶ厚い壁がある…。
こんなに近くにいるのに、すっごく遠くに感じる。
私も、センパイの運転している横顔が見たいよ!!