怪傑クマット
暗闇を疾走する影二つ。流石四つ足と言った所かッ。走る姿は人間など及びもつかない美しさ、雄々しさがある。


直進方向の3本の木にそれぞれ身を隠す3人を確認する。「アクッ!」


「了解!」2メートル間隔で3人、アクはそのまま直進する。クマットは右斜めに進路を変える。


クマット3人の直線上に身を伏せる、次の瞬間アクが叫び声と共にジャンプ!「ウンギャ〜!!」


野鳥を狙い巣を探索していた3人。草むらからイキなり現れたアクに体をビクッとさせ驚く。
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