唇を青く染めて呪いの謳を謳いながら【長編集】








「はあ。何も面白い事がない。暇暇」


制服を着た女の子が
街をブラついている。

そんな彼女の視界に入ったのは
見たこともない店だった。

「……? 何このお店……」

陰気臭い店。

だけれど何故か魅力を感じる。
私は気づけばその店に入っていた。


入ると中は暗かった。

……すると何分か経って
明かりが点く。




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