唇を青く染めて呪いの謳を謳いながら【長編集】



私はゆっくりと
ドアノブを引く


扉に付いていた
鐘が
美しい音を奏でた。


そして私は店の中に入る



入ると中は涼しかった。

ひんやりと
真夏なのに

もしかしたら
クーラーを付けているのだろうか。







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